皆様こんにちは、東京事務所の礒邉です。
本日2月10日に横浜市都筑公会堂にて行われました、株式会社コープ総合葬祭様主催の
おひとりさま・おふたりさまの終活「認知症への備えとお葬式の生前予約セミナー」の様子を
ご紹介いたします。
厚生労働省の発表によると、全国で認知症を患う人の数が2025年には700万人を超える
との推計値を発表しており、65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患すると
言われおります。
ご家族が認知症と診断されたら「所有している不動産の売却」や「定期貯金の解約」等の
法律行為を行うことが困難となってしまいます。成年後見制度は精神上の障害 (知的障
害、精神障害、認知症など)により判断能力が十分でない方が不利益を被らないように
家庭裁判所に申立てをして、その方を援助してくれる人を付けてもらう制度です。制度に
は大きく分けて「法廷後見制度」と「任意後見制度」の2つがあります。「法廷後見制度」は
家庭裁判所へ後見の申し立てを行い家庭裁判所より選任を受けた弁護士や司法書士が
後見人となり支援を行う制度です。そしてもう一つが「任意後見制度」です。法廷後見との
大きな違いは4つあります。
1、「信頼できる人(法人)を後見人に指名することができる。
2、ご本人の趣味嗜好を理解した上で、サポートを継続できる。
3、支援内容について細かく定めることができる。
4、いざというときの申立てがスムーズに実行できることがあげられます。
東京シルバーライフ協会では任意後見契約を公正証書で行いサポートを行っております。
後半は「お葬式の生前予約」についてです。
今回の主催でもあるコープ総合葬祭「ゆきげ」は神奈川県内の20生協が共同出資し誕生
した、葬祭サービス全般を執り行う会社で、「ゆきげ」という名前の由来は、弔いの悲しみか
ら立ちなおる様を、春の季語「雪消」にたとえたもだそうです。
今までわかりにくかった葬儀費用・内容について生前に打ち合わせを行い希望に合わせた
明朗な見積もりを確認して納得がしてから契約を行う。「残された人に負担を掛けたくない」
といった気持ちに対してとても配慮されていると感じました。
もちろん東京シルバーライフ協会では死後事務委任契約を結び葬儀のお手伝いから
遺品整理・行政官庁への諸届・相続等幅広くサポートする体制が整っております。
不安があればいつでもご相談ください。