東京シルバーライフ協会の田口です。
お彼岸のお墓参りに行ってきました。身元保証契約をされてご逝去なさったお客様に対するご供養の気持ちで、当協会のスタッフが取り組んでいます。
まずは、金沢八景の龍華寺です。ここは当協会指定の永代供養墓のひとつで、多くのお客様が眠っています。
境内の至る所に赤い彼岸花が咲き乱れていました。彼岸花は球根に毒をもつ植物として知られており、その毒によってもぐらやネズミ、土中の生き物から土葬した遺体を傷つけられないようにするために、お墓の近くに植えられたと言われています。
学名を「リコリス」、和名を「彼岸花」、別名を「曼珠沙華」と言い、全て同じ植物を指しています。「曼珠沙華」は山口百恵の曲のタイトルで有名になりましたが、サンスクリット語で「天上に咲く紅い花」という意味があり、よいことがある前兆といわれています。
赤い花のみならず、白い花びらをしている白彼岸花も数多く咲いていました。白彼岸花は「想うのはあなただけ」、「また会える日を楽しみにしている」といった花言葉があるそうです。
次に訪ねたのは久保山墓地です。横浜市西区に位置する市営墓地で、山ひとつをまるまる巨大墓地にしています。
一昨年ご逝去なさったお客様とご姉弟で眠ってらっしゃいます。京浜急行南太田駅から庚坂（かのえざか）という約800mの心臓破りの急坂を登るルートが最短コースです。今日はお彼岸で道路が混み合っていましたので挑戦しました。
お墓から「みなとみらいランドマークタワー」も一望できました。ちょっと大変な場所ですが、ご姉弟仲良くおやすみです。
最後に江古田聖恩山霊園にお伺いしました。
練馬区江古田駅の近所で、今年の春ご逝去なさったお客様が眠ってらっしゃいます。
いつも数多く方が墓参されるため、お花が一杯です。
私達ができることは数少ないですが、このようにお彼岸には故人を偲んで思い出を大切にしたいと考えています。安らかなご冥福をお祈りします。合掌