スタッフブログ

入江晃央

2022年2月17日

日常の業務内容

私が30年続けているもの

入江晃央

はじめまして。東京シルバーライフ協会の入江でございます。昨年の秋ごろより、異動してまいりました。

スタッフブログの当番が回ってきましたが、このブログでは初めての出演になりますので、自己紹介を兼ねて執筆いたします。

さて、弊社ベストファームグループは、今年で30周年を迎えます。これにちなんで、私自身30年続いているものを見つけましたのでご紹介いたします。

それは、「書道」です。

私が、父の転勤で英国に1年ほどいたところ、およそ30年前に日本に戻ってまいりました。この時小学校2年生の私は、日本のひらがな、カタカナを授業で習ったことがないまま、2年生に編入するという状況でした。もちろん両親には、いわゆる漢字ドリルなど文字の練習帳を買っていただいたものの、いわゆる日本語教育は受けてない状況でした。

そのような中、少しでも文字の練習、漢字の習得をということで、当時住んでいた団地の集会所で催されていた習字教室の門をたたき、その時から白髪交じりだった先生に師事したのがきっかけです。現在もご健在、厳しくご指導をいただいております。

このような特技を皆様にご披露する機会は少ないのですが、ちょうど先月、国立新美術館にて展示される機会がございましたので、その写真を掲載いたします。「風露(草)は、幽芳に写し、停雲、髙面に致す」と読むそうです。フウロソウという紫の花、その香りがかすかに漂い、空を見上げれば、止まっている雲が空高く漂っているという情景を著しています。私自身がどちらかといえば「絵画」を書いている心持ちで取り組んでいますので、お恥ずかしながら、正しい読み方を存じないのが正直なところでしょうか。

まだまだ、仕事ともども精進を続ける所存でございます。何卒よろしくお願いいたします。